――デッキは紙で出来ている。
  土地は基本で、スペルはコモン。
  幾たびの大会を越えて無勝。
  ただの一度の勝利もなく、
  ただの一度もフィーチャリングされない。
  彼の者は常に独り回し Apprenticeで勝利に酔う。

  故に、サイドボードに意味はなく。
  そのデッキは、きっと60枚の紙で出来ていた。



や、なんとなく思いついたんで。

最近のメタだとマガシューは厳しいですね。アネックスファイアはt黒が標準だし、ヤソコンもそこそこ復活の兆しありだし。
どうせギルドパクトが出るまでに参加できるスタンダートの大会は月刊草津マジックと爆雷杯くらいであんまり関係ないという話もありますが。
草の根大会で悩むのがサイドボード。でっかい大会なら「地雷だろ、当たったらしょうがない」と切り捨てられるデッキでも、草の根大会では母集団が少ないのであたる確率は大きい。しかも草津の場合、各人のデッキセレクトは混沌としていて、あるデッキの使用者がゼロということはあまりない。大規模大会と違い、一度負けたら優勝の目はなくなる。
つまりマガシューを使う身としては、安定して勝てる白緑やけちコンへの対策をうっちゃって、赤単やヤソコン、アネックスファイアの対策に奔走しなければならない。

・・・・・・ヤソコンには《落葉の道三》を4積んで、赤単には《赤の防御円》を無理やり積み(それでも《血の手の炎》はどうしよう・・・・・・)、アネックスファイアには《頭蓋の摘出》? 仮にそうしたとして、ここまでで

《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf(CHK)》*4
《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》*4
《赤の防御円/Circle of Protection: Red(9ED)》*3
《平地/Plains(RAV)》*1

これで12枚。残り3枚。
しかしそもそも絶対4枚積まなければならないカードとして《紅蓮地獄》があり、相手の摘出をかわすために《猛火》も必要。また《象牙の仮面》を割るために《摩滅》なり《引き裂く蔦》なりがいる。

・・・・・・ぶっちゃけ厳しい。スペースがない。
無から有を生み出すことはアイデア次第で可能だけれど、有限のスペースに多大を詰め込むことは出来ない。
そんなことを考えつつ。

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